はじめてのバレーボール観戦、ルールがわからないけど試合を楽しめるかな?大丈夫かな?
そう思われている方は安心してください!全く心配いりませんよ!
バレーボールは初心者の方でも、ルールを知らなくても、楽しめるスポーツです。
なんでそんなことが言えるのかというと、私はバレーボール経験者でもありますが、いまだに細かいルールを覚えていないので。
中学・高校時代の授業でバレーボールをしたことがある方も多いと思いますが、基本的なことは同じです。
ただ、ルールを知らなくても楽しめますが、基本的なものだけでも覚えておくと、よりバレーボール観戦を楽しむことができるので、ネーションズリーグやVリーグ観戦の前にぜひおさらいをしておきましょう!
この記事では試合観戦中を想定して、審判のハンドシグナル(ジェスチャー)を見て今の反則が何だったのかがすぐに分かるように、最低限のルール解説にしています。
9人制(クラブチーム・ママさんバレー)はまたそれぞれのルールや試合によっての取り決めがある場合もあり、6人制と異なります。
目次
審判のハンドシグナル(ジェスチャー)
主審が2本指を立てた(ピースサイン)
ダブルコンタクト(ドリブル)
よくあるシチュエーション
- セッターのトス
- レシーブが崩れて2本目にボールをさわる選手がオーバーでトスを上げようとした時
わかりやすい例だと、左右の手がボールに当たる瞬間微妙にズレてしまって、ボールが「クルッ」と回転してしまいます。
ただし、相手から来た1本目のボールを触った時は反則になりません。
主審がネットの横をさわった
タッチネット(ネットタッチ)
よくあるシチュエーション
- レシーブがネットのギリギリに返ってきたのをトスしようとした時
- ネットの近くに上がったトスをスパイクしようとした時
- ブロックする時
ラリー中に両サイドにある棒(アンテナ)の間のネットは触ると反則になります。
主審がネットをまたぐようにして肘を曲げる(床と並行になる)
オーバーネット
よくあるシチュエーション
- レシーブがネット際に返ってきたのを無理やりセッターがトスしようとする時
- 相手のレシーブなどがネット際に返ってきたのを、ダイレクトでスパイクする時
ブロックでのオーバーネットは問題ないです。
主審が4本指を立てた
フォアヒット(オーバータイムス)
バレーボールは3回以内で相手コートへ返さないといけません。ただし、ブロックはカウントされません。
主審が手のひらを上に上げる動作
ホールディング(キャッチボール)
よくあるシチュエーション
- トスを上げる時
- ブロックした後にボールがネットと自分との間に吸い込んだ際の処理
一瞬ボールをもったように見える行為。1回目のプレーも対象になります。
トスはVリーグ以上ではあまり見かけませんが、小学生~高校生で最近よくみます。そういう教え方が主流なのでしょうか。
後衛の選手がスパイクを打った後に笛が鳴った
アタックラインの踏み込み
バックからの攻撃はアタックラインの線を越えたり、踏んでの踏切はNGです。
これはOKです
スパイクを打った後の着地で超えるのは問題ありません。
ラインズマン(線審)がアンテナを指さして旗をふった
マーカー外通過
これはOKです
- 本目、レシーブがマーカーの外を通って相手コートにいってしまった
- 本目、同じくマーカーの外から自分たちのコートへ返して
- 本目、マーカーの内側から相手コートに返した
ラインズマン(線審)がエンドラインの方を指さして旗をふった
ラインクロス
ジャンプサーブなどサーブを打った後に線を超えるのは問題ないです。
まとめ
上記で上げた8つの反則
ダブルコンタクト(ドリブル)
タッチネット(ネットタッチ)
オーバーネット
フォアヒット(オーバータイムス)
ホールディング(キャッチボール)
アタックラインの踏み込み
マーカー外通過
ラインクロス
簡単に書きましたが、それぞれのルールの中にも基準があったりします。他にもリベロのルールやサーブを打つ時のルールなどありますが、見かける頻度が高い上記のルールを覚えておくだけで、試合の流れに付いていけるので便利です。
ポジションの解説などもっと詳しく知りたい方は Vリーグ公式サイトの観戦ガイド もご確認ください。
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