広島県民でもまだあまり知られていない、行ったことのない方も多い大竹市にある下瀬美術館(SIMOSE ART MUSEUM)。SNSでカラフルなボックスと瀬戸内の風景を見て気になっている人も多いのではないでしょうか。
気になりつつも謎多き下瀬美術館は簡単にまとめるとこんなところでした。
この記事ではアートとはほぼ無縁な広島県民であるわが家が下瀬美術館に行って感じたことについてまとめています。
展示品のこと
2025年4月26日から7月21日まで2025年春の特別展「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」という特別展が開催されています。
2024年に下瀬美術館がユネスコの建築賞「ベルサイユ賞」の受賞を記念して開催されているそうです。
全く下調べせず行ったので、常設展示もあると思っていたのですが、特別展のみの展示だったので、これから行く予定の方は事前チェックしておいてくださいね。
ちなみに・・・一般的な美術館だと解説のパネルが横にあったりして、なんとなく理解したり想像することができますが、この特別展はパンフレットはあるもののアート感覚ゼロの我が家には正直難しすぎました(^^;
帰宅後調べたところ
展覧会のタイトルから派生される「環境(かんきょう)」という言葉からヒントを得て9人のアーティストが、下瀬美術館という新しい場所から見えてくる出来事や風景、社会の動きなどに目を向けて作品が出来上がっている。
というようなことでした。違ってたらすみません。それを踏まえても、私の感覚ではやっぱり難しい展示会でしたが、普段触れることない空間に入れたという体験ができたのでそれはそれで良かったのだと思っています。
下瀬美術館の見どころ
水盤に浮かぶ可動展示室

8つのカラフルなキューブからなる展示室は可動式で、展示内容に応じて配置変えができるそうなのです。次来た時には違った形や色の並びが楽しめるのかもしれませんね。
エミール・ガレの庭

ガレの作品に登場する植物を再現した庭園が今回の中で一番よかったです。色とりどりの草花が素敵でした。
望洋テラス

瀬戸内海と宮島を一望できる展望テラスから、カラフルな展示室全体を見ることもできました。
宿泊施設
エミール・ガレの庭の海側とレストランの奥に建物(ヴィラ)建っていましたが、木で隠れていたので、これがヴィラというやつか~っと軽く流していました。
帰宅後どんな作りなのか調べてみたら・・・10棟のヴィラどれも個性的で宿泊することで建築作品を堪能できます。奮発してちょっと優雅な旅を過ごしたい方にはオススメ!
SIMOSE French Restaurant

訪れた日は予約のみとなっていましたが、メニューを見るとなかなかのいいお値段だったので、フリー入場でも難しかったです(笑)レストランの中からも瀬戸内の景色を楽しむことができそうな感じでしたよ。
ミュージアムカフェ
美術館内のミュージアムカフェは、レストランよりはリーズナブルなメニューです。
チケット料金
一般料金は2,000円でしたが、中学生以下は無料で入れました。
会員割引

上記の会員の方はチケット購入清算前に会員証提示で入館料200円割引が適用になりますよ。清算前に会員カードかスマホ画面の表示ができるようにしておきましょう!
ちゅーピーくらぶは本人+3名、エルフルカード・JAFは本人+2名、せとうち美術館ネットワーク:本人のみ適用になります。
通常大人料金が2000円なので家族で行くとさらにお得になります。
高校生・大学生割引
学生割引もありました。学生証提示を求められるたのですが、持参しておらず、そのかわり大学の学生サイト?のログインの提示で割引してもらうことができました。
下瀬美術館へのアクセス
ゆめタウン大竹の東側(海側)にあります。
車でのアクセス
下瀬美術館と晴海臨海公園の間は車が通れません。晴海臨海公園をグルっと回って海沿いから美術館駐車場へ入りました。(2025年5月時点)
グーグルマップで下瀬美術館と入れると北側の搬入車両入口が案内されてしまったのでご注意ください。
広島駅から下瀬美術館へのアクセルルート
1. JR山陽本線で大竹駅または玖波駅へ
(所要時間は約40分)
2. シャトルバスまたはこいこいバスを利用
• 土日祝日は、JR大竹駅東口から無料のシャトルバスが運行されています。(所要時間は約10分)
•「大竹駅」または「玖波駅」から「こいこいバス」で約10分、「ゆめタウン」停下車、徒歩5分。
まとめ
下瀬美術館は、普段触れることのないい空間を体験させてくれる場所でした。エミール・ガレの庭がかわいくてキレイで癒される場所なので、広島県民も県民以外の方もぜひ一度足を運んでみてください。